第20回 GⅠ ジャパンカップ
世代を代表する実力馬が揃うドリームレースの位置づけは、暮れの雰囲気と相まって、有馬記念なのですが、自分の中では、有馬記念の様なレースが一か月前倒しで東京に来てしまった感。
豪華メンバーです。
もう、応援している好きな馬から買うのが良いんじゃないでしょうかね。
ルメール騎手を背に、オークスから1倍台の1番人気を背負い、GⅠばかりを連続して出走を続ける最強牝馬のラストレース。
3冠馬が2頭いなくても、事件的な十分なニュースとなる引退レースです。
この目に焼き付けて於きたい瞬間です。
アーモンドアイが、2000ｍ以上の距離で敗れたレースは昨年の有馬記念の「9着」でした。
香港遠征を、熱発で回避して仕切り直して出走したレースでしたね。（ザックリと・・・）
アクシデント明けであったにもかかわらず、「状態は万全」とのニュアンスが伝わり1.5倍の一番人気だったのです。
私は、この有馬記念まで嫌い続けた女傑のしっぺ返しを、まとめて返して頂きました。（リスグラシュー・ありがとう。）
ここまで、2番人気・3番人気とここまでオッズが接近しているレースは久しぶりです。
有馬記念は、ライトなファンも馬券に参加しますし、1番人気のオッズは過剰反応していた可能性もあり、ジャッジが正当だったかはわかりませんが。
今走のローテーション、出走へとアナウンスのあったタイミング、多少ネガティブな要素があったとしても前日オッズは2.2倍。十分な支持を得ていると思いますが、2番人気・3.1倍、3番人気・3.5倍と抜けた人気にはなっていません。
まわりくどい、言い方ですが「今回のジャパンカップは、簡単じゃないだろう」と言うオッズなのではと思います。
3強から本命を選んで、当たり障りのない推奨となりますね。
希望的観測 ?? でも、それでイイでしょう？
◎ ⑤ デアリングタクト
戦ってきた世代の相手のレベルは3強はおろか、古馬達と比較しても怪しい戦績ではありますが、成長過程とローテ―ションに余裕もあり、トレンドになりつつある3歳牝馬53kg、内枠。
位置取りが後方になる可能性もありますが、オークスのように進路を捜しながらも坂を上がってからの加速力を再度披露して欲しいと思います。
土曜日も、内を空けてのレースが多かったですし直線バラケる展開になれば、大外一気でなくとも進路は選択可能なのでは？
デアリングタクトもここを勝利して、アーモンドアイの様な道を歩んで行って欲しいです。
彼女が現役の内に、世代交代を！
〇 ⑮ グリーリーヴェイズ
宝塚記念は、ドバイへのカラ出張後で調整が難しかったのかもしれませんが、アーモンドアイもドバイ経由で春GⅠを好走していますから、それだけが敗因では無く不良馬場も合わなかったのでしょう。
前走はしっかり勝ちきりましたし、昨年の香港ヴァ―ズは、2着ラッキーライラックに0.6秒差の楽勝でした。
京都大賞典からの隠れ王道ローテで、ジャパンカップは狙ったレースでしょう。
アーモンドアイが出走を見送くる可能性もあっただけに、その場合はノーザンファームの大将格になっているハズ。
5歳ですが、生涯出走経験のキャリアが浅い馬ですし、まだまだ伸びしろを感じさせる追切りでもありました。
関東馬にして、東京コースは初出走。
川田騎手の強気の騎乗で、好走を期待です。
▲ ① カレンブーケドール
1枠①番。とにかく有利なのです。
先行脚質ですし、恐らく騎手の選択したルートを周って来れるでしょう。
秋華賞2着から、JC～牡馬混合GⅡを連続2着。
勝ちきれないまでも威張れるローテでの戦績で、得意の東京コース。
アーモンドアイに先着出来れば、厩舎内でも世代交代。
注 ⑥ コントレイル
無敗の三冠馬をここまで評価を落として良いものか？
やはりローテ―ションと、調教過程で披露が心配。
矢作厩舎ですから、抜かりは無いとも見てとれますが負けるならココ？
JCを難なく獲ってしまう様なら、ここで引退して種牡馬入りすれば、かなりの箔がつくハズですが。
△ ② アーモンドアイ
☆ ③ ワールドプレミア
