GⅡ

9月13日/セントウルS/京成杯AH/推奨馬

金曜日に停電がありまして、インターネット通信回復に手間取ってしまいまして、土曜日の推奨レースは、紫苑ステークスのみとなってしまいました。

マルターズディオサが勝ってくれたのは良かったのですが、中京のメイン「エニフステークス」も、ちょっと自信があっただけに残念なことをしました。

今週末はストック馬の出走自体が少ないので、日曜日も推奨馬は少な目です。

 

東西の重賞は、サーマーシリーズの最終戦でシリーズチャンピオンが決定するハズです。

するハズ・・と言う意味は、こんな。

↓↓↓

 各シリーズ対象競走における着順に応じて、下表のとおり点数を1競走毎に与え、その合計得点がサマースプリントシリーズおよびサマー2000シリーズについては13点以上、サマーマイルシリーズについては12点以上であり、かつ、各シリーズ対象競走において1勝以上した馬の中から、合計得点が最上位の馬をシリーズチャンピオンとする。
なお、合計得点が最上位の馬が複数頭いる場合は、それぞれの馬をシリーズチャンピオンとする。

夏を休養して、叩き一戦目の馬が勝利した場合などは、今夏のシリーズチャンピオンが誕生しない可能性もある訳です。

サマースプリントシリーズ

シリーズチャンピオン馬は褒賞金として馬主に3,200万円、厩舎関係者に800万円をそれぞれ交付されます。

着順 1着 2着 3着 4着 5着 6着以下
ポイント 12 6 5 4 3 1

 

サマーマイルシリーズ

シリーズチャンピオン馬は褒賞金として馬主に2,400万円、厩舎関係者に600万円をそれぞれ交付されます。

着順 1着 2着 3着 4着 5着 6着以下
ポイント 10 5 4 3 2 1

 

新潟記念では、ブラヴァスが勝ちきってサーマー2000チャンピオンを勝ち取りましたね。今週の2重賞は、夏ならではのシリーズの成績を少し頭に入れて考察してみましょう。

中京 11R セントウルS GⅡ 芝1200m

 

ポイントリーダーのレッドアンシェル(14点)は、出走してきません。

セントウルS出走馬の中では、⑰ラブカンプ―が12点でトップ。他の出走馬は、⑬クライムメジャーが勝てば単独でチャンピオンに、⑨シヴァージが勝てばレッドアンシェルに追いつきます。

今走で⑰ラブカンプ―は5着以内に入線する事が出来れば、シリーズチャンピオンの可能性が出てきます。

 

中京競馬場は、本日芝1200mのレース施行はありませんでしたが、開幕週でもありやや先行有利な馬場ではあった印象です。

ただし、人気の⑯ダノンスマッシュ⑪ビアンフェ、逃げないと持ち味が出ない⑰ラブカンプ―

⑥セイウンコウセイ⑦ミスターメロディ⑮クリノガウディも先行タイプで8枠に逃げ先行馬が揃う珍しい並びで、意外と隊列が落ち着いてしまう可能性もあるかと思いますが、狙いは差し馬からに決め打ちしてみます。

推奨馬は、⑨シヴァージ B

前走の函館SSは、5着でしたが芝の経験を積むに連れて徐々にではありますが、スタート後の二の脚も付くようになってきています。

それでも、後方馬群で脚を溜めて差し脚を活かす馬ですので、展開にも左右されるキャラであるのは、周知の事実。

函館競馬場よりは差しやすいコースに替わりますし、2走前高松宮記念5着に近いデキにあれば、当時先着された馬は⑮クリノガウディーのみの出走で今走のメンバーなら届く可能性はあると思っています。

ペースが少しでも速く流れて欲しいところではありますが。

②ノーワンの適正は、もはや何処にあるのか陣営も試行錯誤でしょうか?1400~1600mではないか?と個人的には思っていますが、3走前のCBC賞では、上り最速の末脚でアウイルアウェイに先着の6着。

今走は、未勝利脱出時の鞍上に手替わりで穴で一考。

⑬クライムメジャーはシリーズチャンピオンの可能性アリ。

GⅠレース前の叩き台のニュアンスの馬も多いですし、追い込み馬から狙いを立てましたが先行勢が全滅するような結果にはならないでしょうから、実績馬も相手に拾う事になってしまいました。

◎ ⑨ シヴァージ B

〇 ⑯ ダノンスマッシュ

▲ ⑦ ミスターメロディ

注 ⑮ クリノガウディ

△ ⑪ ビアンフェ

△ ⑬ クライムメジャー

△ ⑰ ラブカンプ―

☆ ② ノーワン

中山 11R 京成杯AH GⅢ

 

ポイントリーダーの⑮メイケイダイハードは、11ポイント。今走無事に出走できれば(完走?)シリーズチャンピオンの最低条件はクリア出来ます。

⑯スマイルカナは、リステッドの米子Sを勝っていて8ポイント。チャンピオンになるには3着以上尚且つ、メイケイが6着以下でチャンピオンの可能性があります。

以下、⑪ラセット(9)⑬ミッキーブリランテ(8)⑩トロワゼトワル(6)⑫エントシャイデン(5)⑤アンドラステ(4)

上記の5頭が、チャンピオンになるには、まずは勝利が絶対条件。

メイケイ&スマイルの2頭は、勝利経験があるので有利ではありますが、ラセット・ミッキー・トロワゼの3頭に勝たれた時点でチャンピオンを譲る事になります。(トロワゼトワル勝利でメイケイ2着の場合は同点)

サマーシリーズの争いなら、断然こちらのレースの方が熱い戦いですよね。

推奨馬は ⑩ トロワゼトワル C 

横山典騎手に乗り替わる⑩トロワゼトワルを推奨します。前走の関屋記念でも推奨馬に推した復調してきた世界レコードホルダーの連覇に期待です。

昨年のレースの鞍上も横山典騎手でしたが、逃げの手に打って出たレースでの戦略力は現役屈指の騎手で、⑯スマイルカナもサマーチャンピオンが掛かっていますし共倒れになるような競り方はしてこないハズ。

昨年よりも、ハンデは増えていますがヴィクトリアマイルでも55㎏で楽に先手を奪っていますし、スタート後に軽量⑯スマイルを抑える事が出来れば、開幕週の馬場を味方に一気の逃げ切りが期待出来ます。

前日4番人気の8倍前後、⑯スマイルよりも人気がありませんし妙味はアリます。

逃げ馬ですので、終わって見れば何処にもいない可能性があるのは承知で、夏場好調の牝馬にもう一度典ます。のります。

①ルトシュトロームは、中山得意の3歳馬、NZトロフィーは後方からになりましたがコーナリング性能が高く石橋脩騎手とは手が合っている印象。

⑧シゲルピンクダイヤは、春に調子を崩してしまった様でしたがヴィクトリアMでは復調気配で末脚も復活。

⑪ラセットは、安定した差し脚の連続2着でシリーズチャンピオンを狙える差し馬の中では鞍上が連続騎乗。

行った~行ったの前残りの展開を想定して。

◎ ⑩ トロワゼトワル C

〇 ⑯ スマイルカナ

▲ ⑪ ラセット

注 ① ルトシュトローム

△ ⑧ シゲルピンクダイヤ

△ ⑦ ジャンダルム

△ ⑤ アンドラステ

☆ ③ アル―シャ

※ サマーシリーズのポイントはJRAのサイトでご確認下さい。


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