今週末で、3場とも最終週となりますね。
ここのところ、私との相性が余り良くない連闘馬もいて取捨が難しいレースもありますね。
阪神芝コースの状態を注視していきますが、その状況にて追記する場合があります。
福島 3R 3歳未勝利 ダート1700m
② ミストラルウインド C
前走・東京ダート2100m→今走・福島ダート1700mのローテーションは決して成績が良い条件ではありませんが、東京ダート1枠からの臨戦過程であれば、ある程度狙っても良いローテです。
②ミストラルウインドは、前走1枠1番からまずまずのスタートを決めて道中は3番手でレースを進めます。
バックストレッチで、レースを勝つ事になるトップリーチが後方2番手から突如のロングスパートを仕掛けた為、本来は緩むであろう中盤ラップが13.3秒から、11.7秒へと加速する事になり、連れてペースアップした数頭がいた為に、ミストラルウインドは割とこの煽りを受けポジションを下げて直線に向きます。
トップリーチは、その後もリードを保ったまま、2着に1.1秒差での圧勝劇。
ミストラルウインドも、直線ではしぶとく2着マイネルイリャルギとの差を詰めています。
今走も、②番ゲートと内に入ってしまいましたが、マイネルイリャルギも次走福島で未勝利を脱出していますし、そろそろ順番が来ても良いでしょう。
この人気なら、狙って面白い一頭だと思います。
函館 7R 1勝クラス ダート1000m
⑩ グラナリー B
安定した先行力で、毎走人気に押されている善戦ウーマン。
昨年の9月、阪神での新馬戦に出走したメンバーの半数に当たる8頭が後に勝ち上がっており、骨っぽいメンバーの中で5着だったグラナリーも次戦のダート1200mを2着に0.4秒の差で勝ち上がりました。
前走は、3歳限定の1勝クラス戦で2番人気・6着でしたが、上位2頭は後方から末脚を伸ばした後方待機の馬。ゴールまでよく粘っていたのではと思います。
同レースの出走馬からは、古馬との混合戦となっても好走している馬が数頭出ていますので、グラナリーも通用する下地は十分あると踏みます。
団野騎手☆51㎏に乗り替わって、⑦ローズオブロンシャンのハナを叩いて一気に駆け抜けて欲しいところです。
阪神 11R ジュライS ダート1800m
⑩ ゴルトマイスター A
前走は28週の骨折休み明けを、5番人気3着。1着、2着とはタイム差なしの同入でしたし、この日の東京ダートは、内埒沿いからの直線前差しが良く効いていました。
ゴルトマイスターも好スタートから良いポジションを進みましたが、更に終始内にいた「アシャカトブ」がゴール前で差し切ったレースでした。4コーナーから直線に向いた所では、外から被せられ、やや圧の高い密集から抜け出す勝負根性を見せました。
復調成ったと感じましたし、武藤騎手はこの馬と共にこの一鞍の為の阪神遠征です。
⑫クリンチャーは、すっかりダート路線での実力馬として君臨し始めましたが、GⅢでもOPでも格に関係なく勝ちきれないキャラと見ています。
今後のローテーションの選択肢を増やす為にも、ここは勝って欲しい一戦です。
函館 11R 函館2歳ステークス 芝1200m
⑮モンファボリは、新馬戦ではスピードの違いを見せて余力を残してのレコード勝ちで、武豊騎手が連続騎乗と、ここも単なる通過点となる可能性は高いと思います。
しかし、8枠⑮番と大外枠を引いたのであれば、何かが起こった?場合に備えて(適切な理由ではありませんね・・)推奨馬を他の馬から考察してみようと思いました。
昨今、外厩が充実してフレッシュな状態の馬は直前の追切で余り負荷を掛けずともトレーニング効果が出ているのでしょう。
今レースは、函館滞在の馬が多いと思いますが、函館のウッドコースで最終追切を行った③ラブケリーを推奨したいと思います。
内枠を引きましたし、近いゲートの馬の顔ぶれなら被されずに良いポジションが取れそうです。頭の高いフォームですが直線半ばまで先行して早めの仕掛けで。
ダートからの転戦馬は、ここの所好走馬は出ていませんが、不良馬場で0.7秒差勝利の⑫ルーチェドーロ、終始馬群の外を回りながら0.3秒差勝利⑩レディステディゴーの2頭の新馬戦を評価したいと思います。
他は函館ウッドコース調教馬を中心に。
◎ ③ラブケリー C
〇 ⑮ モンファボリ
▲ ⑫ ルーチェドーロ
注 ⑩ レディステディゴー
△ ⑦ ニシノエルサ
△ ⑧ フォドラ
△ ④ リメス
△ ⑨ ディープエコロジー
☆ ① リキサントライ
函館 12R かもめ島特別 芝1800m
① レースガーデン B
前走は、昨年の札幌開催以来45週振りの休み明けでしたが、そつなく先行して押し切りました。
そこで、3着に破ったレオンドーロは、その後2着・1着と好走しクラスを卒業しました。前走は逃げて2着に0.8秒の差を付ける圧勝劇だったので、今走は、レースガーデンより人気となっています。
レースガーデンは、やや離れた3番人気に落ち着きそうで、前走逃げて好走した馬が複数いますが、逃げなくてもレースが出来る馬だと思いますし、まだ内も悪くない馬場状態だと思いますので自分のペースで淡々と好走が期待出来ると思います。
今年の函館開催の芝1800m&2000m戦は、昨年の開催よりディープインパクト産駒の成績が良いのも一押しありそうです。
阪神 12R 3歳以上1勝クラス 芝1600m
⑮ アーデンフォレスト C
前走は、1番人気で11着と人気を裏切ってしまいました。
レース展開は、追い込み馬が1着2着となる先行馬には厳しい展開だったと思いますし、ソフトな馬場も堪えたのではないかと見ています。
「間隔を開けた方が良い」というニュアンスの厩舎コメントもありますので、フレッシュ&展開に恵まれそうな今回推奨したいと思います。
2走前の実力を出し切れれば。