福島、阪神ともに芝レースに於いては、やや先行有利な状況であったと思います。
天候は、3場ともに降雨は回避出来る模様ですが状況を注視して行きましょう。
七夕賞は、オッズが非常に割れていて、何処から入っても的中すれば高配当と考えられる非常に難解なレースですね。
枠連「7-7」が過剰に人気するレースですが、今年は?・・・ありそうですね。
福島 11R 七夕賞 芝2000m
2走続けてダート交流競走に出走しました。前走は川崎2100mから船橋1600mへの距離短縮での出走で外枠から流れに乗れず、1番人気で3.2秒差9着と派手な敗退となりました。
今年に入ってから、馬体重を増やしながら?の出走となっていて前走は過去最高馬体重でしたが、成長分なのか?調整が思ったように出来ない理由があるのか?判断はつきませんが、近2走をノーカウント扱いにして、人気の盲点となりそうな今回狙ってみたいと思います。
パッシングスルーは昨年出走した紫苑Sの勝利馬ですが下した馬の中には、JC2着カレンブーケドール、今年に入って牝馬GⅢを連勝中のフェアリーポルカ、エアジーンは先日のマーメイドSで1番人気に支持されるなど、なかなかの骨っぽいメンバーを退けての勝利でした。
その後は、馬券に絡む活躍はJRAのレースではありませんが、昨年の七夕賞と同日の芝2000mを勝っていますし、前走後は間隔を開けてノーザンファームの施設で調整放牧を行っているハズです。
フレッシュな状態で、好調な戸崎騎手へ鞍上が戻る事なども加味して推奨したいと思います。
福島 9R 織姫賞 芝1800m
2走前の新潟芝2000m戦に連闘で挑み1勝クラスで初勝利を挙げました。
デビューから15戦目の未勝利脱出で、その間は2着5回、3着4回と好走していましたが、「勝ち味に遅い」とはこの馬にピッタリと嵌る言葉でした。
連闘後の前走は、先行策から粘りこむ形でのレースでしたが、同じ勝負服の逃げ馬に気を遣た訳ではないでしょうが、後続に早めに付かれる形でゴール前失速してしまいました。
上り脚の切れる馬ではないと思うので、レーン騎手の強気先行策で好走を期待します。
昨年の夏は未勝利戦でしたが、勝ちきれなくとも好走を続けていましたしね。
阪神 10R フィリピントロフィー ダート1800m
前走、前々走と好スタートを決めて流れにのっているようにも見えましたが、3~4コーナーでは2戦とも内の窮屈な所を走る事になってしまいました。
前走は、フレッシュな状態もあってか馬群の内から、最速の上り3ハロンの末脚で3着と集中力が持続するレースでした。
休み明けを走りすぎた反動が気になる所ではありますが、割れたオッズの1番人気①ダノンスプレンダーが最内枠、2番人気⑯ローザノワールが大外枠と極端な枠順となりましたので、前走より外からスムースに直線に向ければ十分にチャンスありと踏みます。
函館 10R 横津岳特別 芝2600m
芝2600m戦に出走する事、なんと29戦。今走で30戦目という「コダワリ・マラソンランナー」。
函館芝2600mでも勿論好走歴のある馬で、間隔を開けてフレッシュな7歳騙馬ですが、前走程度走れれば、まだまだ侮れない存在ではないでしょうか?
① ホクセンジョウオウも狙いたい一頭で、前走は直線じわじわと脚を伸ばして4着でしたが、距離が伸びた方が良いのではと感じました。