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2020 第40回 ジャパンカップ展望 ③

2020 第40回 ジャパンカップ展望 ③

 

無敗の3冠馬が、牡馬・牝馬路線から同時に出現するというスペシャルイヤーのジャパンカップに、更にGⅠ8勝の3冠牝馬も出走というこのレース。

競馬ファンでなくとも、どれだけ凄い事例なのかを知って欲しいところですよね。

海外から遠征の外国馬が、1頭と言うのが少し寂しいですね。

無敗の3冠馬牡馬、今後の為にも勝っておきたい

 

コントレイル

無敗の3冠牡馬+2歳G1馬。

先行しても掛からない気性ですし、馬群に入っても割って来られる俊敏性、後方になっても上り最速の末脚でごぼう抜き。

 

振り返ってみれば、皐月賞がまあまま苦戦したと見れる展開でも、もう一頭の2歳GⅠ馬を楽々差し切ってしまいましたし、前走の菊花賞は、初対戦のアリストテレスに終始マンマークされて、騎手共々ストレスの高い圧を掛けられながらも、最後まで抜かせない勝負根性を見せました。

優等生的なディープ産駒のイメージがあったので、あれだけのマッチレースで、勝負を投げ出さないしぶとさを発揮して来るのですから素晴らしいレースだったと思います。

 

日本3歳牡馬の挑戦は、2017年にダービー馬レイデオロシュバルグランの2着。

神戸新聞杯から、菊花賞をスキップしての参戦でした。

 

菊花賞から参戦の3歳馬では、2016年に、レインボーライン8人気6着。ディーマジェスティ―4人気13着。

2014年は、ワンアンドオンリーが8人気7着。

2011年、ウインバリアシオンが7番人気5着。

2010年のJCまで遡れば、神戸新聞杯~菊花賞、秋3戦目のローテーションで優勝したローズキングダムがいますが、ブエナビスタの降着があり、繰り上がりの1着でした。

人気よりは、上位へ走っている馬もいるようですが苦戦している感は否めません。

 

 

さて、妄想開始。

 

コントレイルは、無敗の3冠馬ですし過去の3歳牡馬とは比較出来ない戦績の馬ですが、そもそも菊花賞馬の当年参戦も過去10年ありませんからデータにもならない稀なローテとなってしまっているんですよね。

外厩施設を活用しての参戦とはいえ、秋3戦目のローテを克服できるかどうか?

この秋は、種牡馬としての価値を高める為にも、菊花賞で3冠目をとる事が最大のミッションであったでしょうし、菊花賞は激戦でもありましたからやはり疲労は心配であはあります。

デビュー戦456kg、最高馬体重462kg(皐月賞)、前走458kg、JC調教後464kg。

勿論、馬体重の推移だけでは、成長力を測ることは出来ません。

2歳秋デビューから、スケールの大きな馬ではあったので、歴代ディープインパクト産駒のダービー馬の秋以降の成績が余り振るわないデータもあるだけに、早熟な一面もあるとは思います。

そして、今走では厄介な逃げ馬を潰すラビットも、露払い役の僚馬も出走がありません。

菊花賞では、ほぼ京都競馬場の3000m全周に掛けて、ルメール騎手に観察&力量を測られてしまっていますからね。

福永騎手がどうするのか?興味深いレースとなります。

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