G1

第61回・宝塚記念

第61回 宝塚記念

今年度の上半期を締めくくる宝塚記念は、18頭立てのフルゲートとなりました。

海外も含めると、8頭ものG1馬がいる豪華メンバーですね。

18頭立てとなると、ナカヤマフェスタが勝利した2010年の第51回以来となります。

過去10年の戦績においてまず目についた特徴は、多頭数出走のレースでも8枠の成績が良く比較的人気薄の馬は内枠から、牡馬との混合戦重賞2200mG1重賞好走歴のある牝馬が好成績を収めています。

前走天皇賞春の好走馬は、宝塚記念では着順を落とす傾向がありますね。

キタサンブラックも2年連続同ローテで人気よりも着順を落としています。

近年は、間隔をあけてフレッシュな状態で出走しくる馬の活躍が目立ちます。

宝塚記念を2連覇したゴールドシップも、天皇賞春からのローテションで3年連続宝塚記念に出走しましたが、天皇賞春で優勝した年は凡走してしまいました。

香港G1での好走歴のある馬も馬券になっています。

近年は、大阪杯がG1となりましたので天皇賞をスキップしてのローテションは増えていくかもしれませんね。

馬場は、Bコースになって極端な傾向がでるか?と思いましたが、阪神競馬場の今開催は、内を通った先行馬に有利な芝です。

土曜日も、上記のような印象を受けました。

以下は、自分なりの印を専門誌風に打ってみました。

 

◎  グローリーヴェイズ B

香港G1での勝利を重く見ました。そのレースでは、2着ラッキーライラック0.6秒差をつける圧勝劇。

間隔をあけフレッシュな状態で、狙いすました出走となるシルクレーシングのディープインパクト産駒。内枠を引いて、D・レーン騎手を手配しました。

明日も、内が多少有利な芝と想定してこの馬を狙います。

平坦コースばかりの出走経験しかありませんが、レーン騎手のロングスパートと剛腕で乗り切って欲しいところです。

短期免許期間、JRA最後のG1をもぎ取っていくのでしょうか?

 

 ⑱ ブラストワンピース

前走の大阪杯は、川田騎手の理想のポジションを取れなかったように感じました。道中は包まれ、4コーナーを外を回してのコーナリングでは、さすがに届きませんでした。

ソフトな馬場が他の馬達に取ってマイナスに働くのなら、今回はブラストワンピースにとってはプラスに働き、スタート後の直線が1コーナーまで長くなり、尚且つ外枠なので今回は川田騎手の理想のポジションが取れるのではと思います。

4~5番人気でしょうし、川田騎手も気楽に強気に乗れるのではないでしょうか?

帝王賞も勝って好調ですしね。

ラブリーデイのようなレースを!

 

 ⑬ ダンビュライト

先行馬に有利な馬場を想定して、ダンビュライトを評価したいところです。

前走の天皇賞春は、キセキに道中から被せられスンナリと先頭を譲りましたが、何せキセキ今走も出遅れないとの保証もないので、安定して先行出来る性能を評価して、或いはキセキ次第では単騎で逃げられる可能性もありますからね。

馬群を縦長にして、スローの瞬発力勝負にならないペースを演出して欲しいところ。

6歳ですが、騙馬の逃げ馬ですし、まだまだこれから人気薄での一発が数回訪れるハズです。

逃げれた場合は、直線どこまで粘れるかワクワクしながら叫びます。

 

 ⑯ クロノジェネシス

8枠のG1馬で牝馬。間隔を空けたローテションで好走していますので、ラッキーライラックより上位にとります。2000mの距離や京都の方がパフォーマンスの高い馬と思っていますが、馬場が渋っても苦にしない逞しい牝馬です。

 

△ ⑤ サートゥルナーリア

この馬で、アッサリ。の可能性は高いと思います。

ただ、金鯱賞は圧勝しましたが他の出走馬のレベルもどうかと。前年の有馬記念好走馬翌年の宝塚記念も好走した例は、ゴールドアクターゴールドシップがおりますが、少しタイプが違うような気もします。

私は、天皇賞秋~ジャパンカップの方が適正がアリと見ていますが・・・

 

△ ⑦ ワグネリアン

大阪杯では、直線内から盛り返し復調気配アリ。

 

△ ② ペルシアンナイト

内枠ですしソフトな馬場は向くハズ。

 

△ ① トーセンカンビーナ

最内枠ですので押さえます。